春の図書館

2008年2月〜2008年3月 読書啓発等の事業の様子!

雛祭り

 当館の布えほんボランティアフェルトが、布えほんの作製の合間をぬって製作した吊るし雛です。来館者の目を引くとともにこの時期、手芸関係図書、趣味(生涯学習)の啓発にも繋がっています。また、平成18年度に家庭でねむっていた着物(不用)などの提供を呼びかけ頂いた物の一部を活用して新たに1つの吊るし雛が加わりました。毎年、2月から旧暦の3月3日まで展示しています!ご利用時にご覧下さい!

松島貝塚郡に見る縄文の原風景
3月1日〜16日

 海の資源が豊富な奥松島の宮戸島。宮戸島は縄文時代の生活ぶりが手に取るように分かる史跡がたくさんあり、国史跡指定にもなっています。そんな里浜貝塚の様子や、現在の風景のパネル、出土した遺物などの展示を「奥松島縄文村歴史資料館」の協力を得て展示会と勾玉作りを行いました。

勾玉作り教室
3月9日

「縄文村移動体験講座!勾玉をつくろう」教室がこの日図書館で、30名(無料)限定で開催。講師は、奥松島縄文村歴史資料館の縄文のスペシャリスト!お姉さん!お兄さん!参加者が作りたい勾玉へとナビゲートしてくれました。

@四角石を自分が作りたい形をサンプルを見ながら決めます。

Aイメージにできるだけ近づけるように、ひたすら石を紙やすりで削っていきます!形ができあがってきたら今度は、水の中で細かな削り傷や形を整えて完成!といきたいところですが、縄文村のニューバージョンで、青・赤・黄色などと色付けができるようになる予定で、図書館が一番乗りで行いました!

B「何色にする?」と菅原のお兄さんが、参加者の要望を聞いて、完成した勾玉をポン!と着色料が入った容器の中に!

Cまるで魔法でもかけたように容器の中に1分程度入れただけできれいな勾玉が!これで本当に完成!!27名の参加者は、自分だけの勾玉を胸に飾り誇らしげにしていました。

世界でひとつだけのMYしおりを作ろう

手作りえほん教室講師今野かをりさんをお招きして、読書に広がりと楽しみを持ってもらおうと初企画で開催!60名ほどの参加がありました。はじめに、今野さんからどんなしおりを作りたいか、デザインのイメージトレーニングのヒントの説明がありました。また、大きさや厚さについてのワンポイントアドバイスもありました。

3月15日
出前講座!

クリックするとHPにジャンプ⇒

ほとんどの参加者は、今野さんが準備してくれた材料を中心にしおりの台紙に貼ったり切ったりしていきました。中には思い出の写真などを持参しアクセントをつけてしおり作りに励んでいました。
最後に、破れないようにブックコート(セロファンテープを大きくしたようなもの)をかけて完成!

このとおり!読書が楽しくなるようなしおりができました!
3月22日
読み聞かせ講座

 コスモス文庫主宰の野島裕子さん(仙台市在住)をお招きし開催。野島さんは、高校生に読み聞かせについて指導を行った経験談や、障害のある子どもたちにおはなし会を行った時の戸惑いや感想や体験談も紹介。読み聞かせについての無限の可能性を参加者に伝えて頂きました。また、普段は読んであげることが多い参加者は、野島さんから読んでもらうことでえほんの楽しさや、読んでもらう楽しさを改めて感じていました。
 

一日司書体験
4月3日〜5日

 恒例の一日司書体験。3日間で35名の申込みがあり、例年になく満員御礼で開催。
 まず、図書館内の説明や本の並んでいる位置について説明があり参加者はこれからはじまる一日司書体験にちょっぴり緊張していました。

返却されてきた本の配架作業。普段はカウンターで返して終わりの参加者。本を書架に戻す作業は思いのほか大変という声と、司書体験が終わったらこれを借りていこうという声が聞こえてきました。

 次は、ふた手に分かれて、本の装備体験とカウンター。まず、本の装備体験はブックコート掛け。本が少しでも長持ちして利用しやすいように、セロファンテープの大きいようなものを本の表紙に掛けます。慣れていないと、表面に空気のツブができたり、しわがよったりします。参加者からは笑顔がもれたり、どうしよう!という表情になったり必死に体験をしていました。

カウンターでの体験は、貸出・返却業務。カウンターに立つと参加者は緊張がマックスへ突入。口数が少なくなる子、緊張をほぐそうとする子、友だちと体験の順番をし合う子と様々ですが緊張はなくなりません。利用者の方にご協力を頂き、何とかできると利用者の方からは、頑張ってね!エールをもらうたびに緊張が笑顔に変わっていくのが手に取るように分かりました。

がんばりました!

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