第3弾 サマーサンタクロース作戦 子どもたちに本を届けよう!

平成24年度と平成25年度に続いて行われました!  ありがとうございました!

1、経緯

 東松島市内には震災前は、小中学校が14校ありました。2011年3月11日の東日本大震災により、津波による被害が6校で、うち全壊が3校となり、仮設校舎での学校生活を余儀なくされています。また、昨年度からは小中学校の統合がそれぞれあり、子ども達の取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。
 このように、震災による心身共に大きな被害を与えた震災。子どもたちの学校生活とメンタル面が少しでも良いものとなるよう、読書が持つ力を信じ、全国の皆様(図書館司書や大学生など)に協力を得て、お陰様で整備を進めることができました。


2、これまでの実施状況

@平成24年度(第1弾)
・市内小中学校:12校(西小学校・野蒜小学校除く)
・実施期間:7/219/27 (34日間)
・支援者:延べ443名(実人数165名)
・協力団体:日本図書館協会、宮城県図書館、宮城県高等学校図書館司書有志、NPO法人CFF、プロジェクト結(ゆい)、東北福祉大学、宮城教育大学ほか ※敬称略とさせていただきます。
・活動内容:図書の選書(廃棄)、廃棄原簿作成、図書の補修や整理、分類、装備、データ入力、中学生へのブックコート掛け教室、学校図書館のディスプレイなど
・備品の支援  図書館振興財団 (物品支援 約17,000千円)
図書・書架・閲覧机や椅子・日焼け防止フィルムなど

A平成25年度(第2弾)
・市内小中学校:2校 鳴瀬桜華小学校(8/68/7) 鳴瀬未来中学校(8/68/8
・実施期間:8/6〜8日(3日間)
・支援者:延べ96人(実人数38人)
支援団体:日本図書館協会(現役の司書等)、NPO法人CFF、東北福祉大学、千葉経済短期大学、東京学芸大学、日本親子読書センター、宮城県高等学校図書館司書有志 ※敬称略とさせていただきます。
・作業内容 図書原簿作成(パソコンにて)、図書の装備(ブックコートかけ)、図書の分類、
背ラベルはり、配架整理作業、ブックコートかけ指導(中学生図書委員指導)


Bこれまでの人的支援 延べ 669名(実人数252名)



3、本年度の実施状況(第3弾)
・市内小中学校:2校 矢本西小学校(8/18〜8/29)・(1/5〜1/8)、鳴瀬未来中学校(1/5〜1/7)
・実施期間:8/18〜29(10日間)、1/5〜1/7(3日間)
・支援者:延べ130人(実人数49人)
支援団体:日本図書館協会(現役の司書等)、NPO法人CFF、東北福祉大学、東京学芸大学宮城県高等学校図書館司書有志、十文字学園女子大学など
作業内容:蔵書データ入力(PC1台のみ)、図書の装備(ブックコートかけ)、図書の分類、背ラベルはり、廃棄作業、配架整理作業(レイアウト)、ブックコートかけ指導(中学生図書委員)


矢本西小学校での活動状況(8/18〜8/29)

矢本西小学校・鳴瀬未来中学校での活動状況(1/5〜1/7)