1、ねらい
子どもたちの成長に欠かせないことは、よく遊んで・よく食べて・よく学ぶことをバランスよく行っていくことが大切と考えています。その中で、心(脳)を育む有効な手段として読書もあります。しかし、復興の道半ばであり、学習環境整備(学校の統廃合・改修)、子どもの安全管理(登下校など)などに現在も追われているのが現状です。課題としては震災以前からも学校図書館の整備が中々進んでおらず、この震災において更なる拍車となっています。このことを踏まえ、子どもたちの拠所となり、心(脳)を育むことができる場所、学校図書館を昨年度に続いて「全国の有志」の協力を得て整備を行うこととして実施ができました。ありがとうございました!
2、昨年度の実施状況(参考)
・市内小中学校 12校/14校(西小学校・野蒜小学校除く)
・活動期間 7/21〜9/27、11/15〜11/17 (37日間)
・整備の面での人的支援 延べ443名(実人数165名)
日本図書館協会、宮城県図書館、宮城県高等学校図書館司書有志、NPO法人CFF、プロジェクト結(ゆい)、東北福祉大学、宮城教育大学ほか
※敬称略とさせていただきます。
・活動内容 図書の選書(廃棄)、廃棄原簿作成、図書の補修や整理、分類、装備、データ入力、中学生へのブックコート掛け教室、学校図書館のディスプレイなど
・備品の支援 図書館振興財団
図書・書架・閲覧机や椅子・日焼け防止フィルムなど
3、今年度実施期間 平成25年8月5日〜8日
4、対象学校(市内小中学校) 鳴瀬桜華小学校(8/6〜8/8) 鳴瀬未来中学校(8/5〜8/7)
5、支援団体
日本図書館協会(現役の司書等)、NPO法人CFF、東北福祉大学、千葉経済大学短期大学部、
東京学芸大学、日本親子読書センター
6、支援者数 実人数 38人 (延べ96人)
7、作業内容
図書原簿作成(パソコンにて)、図書の装備(ブックコートかけ)、図書の分類、背ラベルはり、配架整理作業、ブックコートかけ指導(中学生図書委員指導)
作業最終日、図書館にあいさつに来ていただきました。大変ありがとうございました。
「1冊の本を読む楽しさ」、「たくさんの本を使って調べ・まとめて・自分の中で1冊にする楽しさ」を発見する環境を作ろう!