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・震災資料収集活動 ・震災前の東松島市 ・きっず夏休み
 復興アーカイブ記録
 編集ワークショップ開催
・津波の高さマップ ・震災伝承DVD ・防災折り紙ワークショップ
・大曲小防災ワークショップ ・東日本大震災を語り継ぐ
  〜未来への伝言〜講演会
・防災・減災を学ぶポイント
  〜「災害科学」の超入門〜講演会

震災資料収集活動
図書館内、市報、新聞、チラシ等で以下の提供を呼びかけ
 ※応急仮設住宅集会所、サポート支援センター、市内の小中学校からもご提供頂きました。
 ・震災体験談の寄稿文・語り手募集
 ・震災前の東松島市写真
 ・震災関連の写真
 ・震災関連資料(学校だより・地域の瓦版など逐次刊行物)
 ・励ましのメッセージなど

東松島市の新聞記事を2011年3月11日からスクラップ開始
寄稿文・体験談
寄稿文
市民の皆様から直筆の体験談や、写真を提供いただきました。

提供いただいた寄稿文を一冊の本にまとめました。
図書館内で冊子又はiPadにてご覧いただけます。
体験談
市内さまざまな場所に足を運び、市民の皆様の貴重な体験談を取材しました。
小野市民センター 図書館会議室 応急仮設住宅集会室

取材した体験談の音声を文書化。 体験談に関する打ち合わせ風景 「Words to the World」「Pwc Japan」の協力を経て、体験談の英訳化も行いました。




本HPでもご覧いただけます。
クリックでページにジャンプします。
体験談は図書館内にて冊子又はiPadでご覧いただけます。

取材の際、体験談を語る様子を動画で記録。 閲覧用にフル動画版とダイジェスト版に
分けて編集



本HPでも地域別にご覧いただけます。
クリックでページにジャンプします。
体験談は図書館内にて
iPadでご覧いただけます。
震災関連写真
呼びかけにより約10万枚の写真が集まりました。

地域別に整理し、
写真に撮影時の情報を入力。
情報入力の際はボランティアの方々にご協力いただきました。



本HPでも地域別にご覧いただけます。
クリックでページにジャンプします。
写真集は図書館内にて
iPadでご覧いただけます。
現在2万枚公開しています。
震災関連資料(学校だより・地域の瓦版など逐次刊行物)
呼びかけにより多くの資料が集まりました。

各刊行物を種類別に冊子にまとめました。 図書館内にてご覧いただけます。
震災関連資料(学校だより・地域の瓦版など逐次刊行物)
復旧・復興の気持ちを表現して作られた
缶バッチやステッカー
全国から寄せられた励ましのメッセージ
新聞スクラップ
東松島市の震災記事が掲載されている新聞を確認 1面毎に切取り月毎にまとめて書庫へ保存



資料検索と他リンク

本HPからも資料検索できます。
クリックで資料検索画面へジャンプします。
図書館内にて資料検索できます。 おおまかな記事の内容も
合わせて閲覧できます。
きっず夏休み 復興アーカイブ記録・編集ワークショップ開催
開催日平成24年7月31日・8月10日
対 象東松島市の親子・子ども同士
主 催独立行政法人防災科学技術研究所
共 催東松島市図書館
 本ワークショップは市民・子どもたちに、自分たちが体験した震災の記録・復興の歩みを、それぞれの視点でまとめ後世に伝えることを目的として開催しました。

 8名が参加し、初日は防災科学技術研究所の方々からカメラなどの機材の操作方法の講習会と、記録を集める際のポイントや注意事項、集めてまとめてみたいことのヒアリングなどを行いました。
 2回目は、集めてきた素材(写真や身近な人をインタビューしたメモ、動画など)を壁新聞や、映像にまとめました。
 動画は撮影時にぶれてしまっていたり、撮影ポイントがなかなか定まらなかったりと慣れない作業に試行錯誤しましたが、壁新聞は学校でも取り組んでいることからとても良くまとまっていました。
作成物の報告会
 集合写真をパチリ★
 悩みながらも自分たちの目で見た震災の体験を、ひとつにまとめることができたという満足感が参加者の顔から満ち溢れていました。
津波の高さマップ
 市図書館内にて、東日本大震災を後世に語り継ぐ事を目的に、来館した市民の皆さんの協力を得ながら『津波の高さマップ』を作成。
 1万2,500分の1の縮尺の市域の地図を掲示し、浸水高250センチ以上は赤色、0〜50センチは青色などとし、 体感したり見聞きした津波の高さと場所をシールで色分けしてもらう取り組みです。
 市民参加で作る震災の記録は、将来に遺すべき「ハザードマップ(被害予測地図)」とも言えます。
 市図書館で多くの皆さんの協力を呼び掛けるとともに、これまで441名の方にご協力頂きました。
 今後、デジタル保存・公開して、防災教育に活かしていくことにしています。
震災伝承DVD

図書館にて貸出しています。
(日本語版・英語版)
※販売はしておりません。
東松島市からのメッセージ
〜震災を語り継ぎ未来を創造するために〜
 震災直後から市図書館が、東日本大震災の記録として市民の震災の体験談、被災写真や資料を収集・整理してきたものを、仙台放送が企画・製作を行い映像記録集としてまとめました。

 この取り組みの背景には、人の営みと自然災害史の関係があります。
 未曾有の災害でも、時間の経過と共に人の記憶は風化し、やがて消えていきます。
 震災の記録をともしびとして後世に伝承していく事は、同じ悲劇を繰り返さない、繰り返してほしくないという思い、そして防災・減災に繋がればと願い取り組むものです。

主な配布先
 ■国内下記施設に発送させていただきました。
 閲覧・貸出についてのお問い合わせは各施設宛にお願いいたします。
  全国市町村図書館
  宮城県内小・中学校
  全国都道府県立図書館
  国会図書館

 ■下記機関を通じて英語版を世界に発信しています。
  JBBY - 社団法人 日本国際児童図書評議会 -
  JICA - 国際協力機構 -
  Save the Children JAPAN - 子ども支援専門の国際NGO団体 -
  Words to the World
  Pwc Japan
防災折り紙ワークショック
新聞紙を使っていざというときにアイデア次第で簡単に作れる防災グッズのワープショップです。
●防災スリッパ
   簡単に作ることができ、アウトドアや旅先でも使用することができます。
 また、避難所でスリッパがないときも防寒を兼ねて活用できます。
 この新聞紙スリッパはあくまで簡易用ですが、底にダンボールを敷いたり新聞紙を重ねて補強するなどアイデア次第で機能アップします。
 大人用スリッパの半分の新聞紙で子供用もできます。
1回目 2014(平成26年)5月6日(火) ●防災スリッパ
新聞紙と、スリッパを飾る折り紙を準備

みんな真剣な表情 多くの方に参加いただきました! 飾り付けにもこだわります。

素敵な飾りで個性が出ます☆ 上手にできました!
2回目 2014(平成26年)10月12日(日) ●防災スリッパ
出来上がり見本
スリッパのほかに紙皿や紙コップも作れます。
スリッパを飾る折り紙を準備

大人から子供まで多くの方に参加していただきました。
大曲小防災ワークショップ
2015年6月10日、東松島市立大曲小学校で「防災ワークショップ」が開催されました。
今年度から防災に関するワークショップ講座を開講し、その第1号が大曲小学校6年生約60名でした。
当日は東北大学から講師を招き、前半は東日本大震災の経験をふりかえり、後半は大雨災害に
備えることをグループごとで考えました。ワークショップの最後には各グループごとに発表を行いました。
今後もこのようなワークショップを東松島市内外の学校生徒・児童を対象に実施する予定です。
 


東松島市民開放講座 東日本大震災を語り継ぐ〜未来への伝言〜 講演会
2015年8月21日金曜日、東松島市民開放講座 東日本大震災を語り継ぐ〜未来への伝言〜と題し
石巻西高等学校を会場に講演会が行われました。
当日は、体験談の語り手として、民生委員主任児童委員で震災語り部の内海牧子さん
石巻日日新聞記者の外処健一さんに講演をしていただきました。
お二人のお話の後にコーディネーターとして東北大学災害科学国際研究所助教の佐藤翔輔先生と一緒に体験談を振り返り
西高の生徒や市民の方に、お話を聞いて初めて知った事実や今後に生かしたい知恵などを付箋に書いていただき
模造紙に貼り出し今後の災害にどのような備えが必要か等を未来への伝言として残しました。



東松島市民開放講座 防災・減災を学ぶポイント〜災害科学の超入門〜 講演会
2015年11月11日水曜日、石巻西高等学校において東松島市民講座の第二弾が開催されました。
講師には今回も引き続き東北大学災害科学国際研究所助教の佐藤翔輔先生をお迎えし
「防災・減災を学ぶポイント〜災害科学の超入門〜」と題して講演をいただきました。
災害につよくなるための2つの戦略(被害抑止力の向上・被害軽減力の向上)や
記憶を風化させないための方策について学びました。


東松島市教育委員会 東松島市図書館
ICT地域の絆保存プロジェクト
 〒981-0503 宮城県東松島市矢本字大溜1-1
 TEL 0225-82-1120  FAX 0225-82-1121