2019年8月8日に、大塩市民センターにて
理科読講座「音であそぼう!! 〜聞く音・見る音・さわる音〜」を開催しました。
NPO法人「ガリレオ工房」理事の土井美香子先生による特別な読書指導講座です。




今回は「音」について
勉強します。
会場には、「音」に関する
本をたくさん用意しました。
音はどうしたら
出るだろう?

「たたく」「こする」「声を出す」
みんなで考えました。
音は振動して伝わっていくよ。
実験でその様子を体感しました。
空気を入れた筒状のビニール袋に
細かい発砲スチロールが
たくさん入っている。
そこに顔を近づけて
大きな声を出すと…


声の振動で中の発砲スチロールが
おどるように動き回った!
切れ込みの入った紙コップ
とモールを用意します。

切れ込みに口を当てて
声を出すと…

声の振動でコップにのせた
モールがくるくる動いた!
スプーンとひもを使った
実験です。
糸をピーンと張って
スプーンをたたいてみよう。
スプーンの振動で糸がぶるぶる震えるよ。

糸を指に巻いて耳もとに近づけよう!
どんな音かな?
次は紙コップとつないで、耳もとへ。
さっきとはちがう音がするよ。
先生にスプーンを軽く叩いて
もらうと…

『ゴーン』とお寺の鐘のような
大きな音が聞こえました!
糸電話の実験です。
糸の先にはクリップをつけます。
小さい声で話しても、大きな声で届くよ。

クリップ同士をつなげれば、
3人、4人…と、
たくさんのお友達と糸電話ができるよ。
この日はなんと、17人で
糸電話をしました!
音に関する本の読み聞かせや、
『聞き耳ぼうし』を作るなど、
楽しい体験がもりだくさんでした。

土井美香子先生、お忙しい中ありがとうございました。
音の持つ性質について、実験をしながら楽しく学ぶことができました。

ご参加くださったみなさん、ありがとうございました。
音についての新しい発見や、いろいろな実験、いかがでしたか?

実験は『いとでんわ』に書かれている
内容をもとに行いました。

図書館には音に関する本が
たくさんあります!
ぜひ借りに来てください★


♪音と関係のある本♪

『高い音ひくい音』 フランクリン・M・ブランリー/文 ポール・ガルドーン/絵 松田 道郎/訳 福音館書店

『ばしん!ばん!どかん!』 ピーター・スピア/作 わたなべしげお/訳 富山房

『きこえるきこえる』 マーガレット・ワイズ・ブラウン/作 レナード・ワイズガード/絵 よしがみ きょうた/訳  小峰書店

『みみのはなし』 設楽 哲也/文 古川タク/文 福音館書店

『からだのなかでドゥンドゥンドゥン』 木坂 涼/文 福音館書店

『きこえる?』 はいじま のぶひこ/作 福音館書店

『かぜフーホッホ』 三宮 麻由子/文 斉藤俊行/絵 福音館書店

『おじさんのかさ』 佐野 洋子/作・絵 講談社

『こどものとも/あめのひのかえりみち』 岩井 真木/文 福音館書店

『スズムシくん』 木坂 涼/文 福音館書店

『どうぶつの耳』 わしお としこ/構成・文 アリス館

『わっしょい わっしょい ぶんぶんぶん』 かこ さとし/絵と文 偕成社

『ピアノ調律師』 M・B・ゴフスタイン すえもりブックス

『世界でいちばんやかましい音』 ベンジャミン エルキン/作 こぐま社

『かみなりケーキ』 パトリシア・ポラッコ/作 小島 希里/訳 あかね書房