平成28年8月4日(木)東松島市コミュニティーセンターにて、
「読書への扉をひらくアニマシオン」講座を開催しました。
講師には河西由美子氏(鶴見大学文学部教授)をお招きしました。
一冊の絵本を読み、その楽しさを全員で共有する「アニマシオン」を
体験する研修会となりました。
     
   
輪になるように座り
「すばらしい季節」 ターシャ・テューダー 作
を読みました。
その後
本の内容に関わる質問の紙を渡され
答えていくのですが、
みなさんちょっと苦戦中。

「読書への扉をひらくアニマシオン」講座
『読書へのアニマシオン 75の作戦』 柏書房 2001年刊行
モンセラット・サルト=著 宇野和美=訳
カルメン・オンドサバル+新田恵子=監修
(平成28年度 読書による被災者アウトリーチ事業)
今回使用した本
アニマシオンとは・・・?
1.本が読めない子、本に背を向けた子のための読書教育法。
2.幼児期から10代後半まで、計画的・継続的に実施することで効果が見られる。
3.みんなで同じ1冊の本を読み(グループ読書)、読み終わった本で「作戦」を行う。
4.指導者は読み方を教えるのではなく、子どもの読む力を引き出すことに徹する。
5.「作戦」には読む力を育てる「ねらい」があり、1回に本1冊で「作戦」を一つ行う。
そして次回(別の本で別の作戦)へつなげる。
6.子どもを読書する人生に送り出すのが目的。

師の河西由美子先生 楽しいアニマシオンをありがとうございました。

「子どもを読み手に育てるために」